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河川上流中流と海岸を回復させるための新たな工事方法

>(5)「河口の水底に水制を設置して、失われた海岸を回復させる方法」

河川上流中流と海岸を回復させるための
   新たな工事方法




2024/06/16、2023/05/07、2022/02/09 2020/04/10、
2019/08/01、2015/12/11、一部変更
2015年8月20日掲載

(5)「河口の水底に水制を設置して、失われた海岸を回復させる方法」

(イ)新しい工事方法
 この新しい工事方法は、急激な増水と急激な減水によって海底深くにまで流出している河川からの土砂を、河口近くの浅い海底にとどめようとするものです。 この工事によって、沖の海底深くに達している土砂の量を減らし、岸辺近くの浅い海底にとどまる土砂の量を増加させます。
 河口付近の浅い海底に堆積する土砂が再び増加すれば、それらの土砂は岸辺に打ち上げられ、岸辺に沿って次第に河口から離れた海岸にまで移動して行きます。 やがて、侵食されていた海岸が回復します。海岸が侵食されていたのは、それらの海岸に至る新たな土砂の移動が無かったからだと考えられるのです。

 新しい工事方法がその根拠とする考え方の詳細については、HPに掲載されている以下の論述をお読 みください。
 それらの文章をお読みになった後に、該当すると思われる河川河口の状況を良く観察されて、新しい工事方法が適用できるかどうかをご判断下さい。

「河川上流中流の土砂流下と堆積の規則性を考える」の第7章
及び
 別冊 安倍川河口から続く静岡の砂礫浜海岸(その1)
 別冊 安倍川河口から続く静岡の砂礫浜海岸(その2)
 別冊 安倍川河口から続く静岡の砂礫浜海岸(その3)

(ロ)新しい工事方法の特許について
 この工事方法は「特許5527824号」として特許権を取得していましたが、特許権を放棄しています。 工事内容の詳細は特許公報にてご確認ください。

特許公報の図面に記載している内容と、実際の最適の工事方法は多少異なります。実施を検討される場合は、ご連絡ください。ご連絡があれば説明致します。

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>(5)「河口の水底に水制を設置して、失われた海岸を回復させる方法」